築50年以上の建物で、地震により棟がズレてしまっていました。棟以外にも瓦がズレて雨漏りしていました。
経年劣化により、棟瓦の『かべ土』の接着性が失われていたからです。
瓦をまくると、経年により瓦を縛ってある瓦桟木や防水紙(二次防水)がボロボロになっていました。
屋根補強のため、屋根を掃除してから12mm厚の合板を貼ります。
合板の上から新たに防水紙を施します。
下から順にT・ルーフを施工していきます。専用のビスで留め付けるので風にもとても強いです。
棟の下地もガルバリウム鋼板です。
葺きあげると、こんな感じになります。
瓦→T・ルーフに葺き替えた事により、約4.6トン軽量化されました。
お一人住まいのお客様ですが、『これで安心して過ごせる』と大変喜んでくれました。