
施工前。何度も雨漏りが起きていました。

平屋ですが、築60年以上経っているお宅でした。

瓦をまくってみると、雨漏りがしていた部分の屋根板は腐ってボロボロでした。

屋根を補強しなければもたないため、屋根を掃除してから12mm厚の合板を貼っていきます。

合板の上から新しく防水紙(ゴムアスルーフィング)を貼り、二次防水は完璧です。

軒から順にT・ルーフを葺き進めていきます。

棟板金の下地になるスペーサー(ガルバリウム鋼板)も屋根合板にしっかりとビス留めします。

T・ルーフは専用の特殊なビスで留め付けてありますので屋根端部も風の影響を受ける事はありません。

以前の瓦に比べて、約6.7トンの軽量化になりました。瓦屋根の時は約8.5トンの重量だったので約5分の1になりました。

これで雨漏りの心配もなくなり、地震に対しても前に比べてかなり安心して過ごせるはずです。
アミザワルーフさんの、MRO(北陸放送)のラジオコーナー『甍の上からこんにちは!』をいつも聴いていて、勝手に親近感を覚えていたので相談しました。
家が古すぎて、工事をするとしたらもう葺き替えしかないというのは前々から思っていましたが、アミザワルーフさんがラジオでも言ってたように、これを機会に屋根を軽くしてみてはいかがでしょうか?という提案が出た時は「やっぱりこれだ!」と思いました。
平屋とはいえ、地震でかなり揺れたので『屋根を軽くすれば柱とかの構造材にかかる負担は少なくなる』というのは理にかなっているな、と。
そして、アミザワルーフさんは70年も前から瓦工事に携わっていて、今では瓦以外の屋根材も沢山施工されている事、だからこそこちらの立場に立っていろんな提案が出来るんだ、という事もいつもラジオを聴いて感じていたことでした。
工事のついでに雨樋も取り替えてもらったのですが、みんな感じの良い職人さんばかりで、本当にしてもらって良かったと思っています。
いつもラジオを聴いてくださっている、との事で、とても温かいお客様でした。
昭和56年以前の古い建物は昔の建築基準法に沿って建てられているので、これだけ地震が頻発している現在の状況下においては家が倒壊するのではないかと心配になる気持ちはよくわかります。
そこで、手っ取り早く現状よりも耐震強度を上げようと思ったら、『屋根の軽量化』が効果的です。
絶対に大丈夫!というわけではありませんが、明らかに【これまでよりは】地震に対して強くなるはずです。
今回は足場を組むついでに雨樋も替えてほしいと要望をいただきました。実は雨樋も傷んでいる場合はそういうお客様は多いです。
足場の費用も結構高いので一度にやってしまった方がトータルでのコストが抑えられるからです。
工事完了後にご挨拶に伺った時に弊社社員の事もすごく褒めてもらって、今回このような御縁をいただき本当にありがとうございました。