
かなり古い建物で、台風や爆弾低圧等で雨漏りの被害が出る度にお伺いしているお宅でした。屋根が大きいので総重量で約17トンありました。

今回は、能登半島地震での被害がきっかけで葺き替えを決意されました。

昔の葺き方なので、瓦は『銅線縛り』です。経年劣化で切れたり細くなって伸びたりしていました。それが原因で瓦がズレていました。

当時の防水紙はほぼ機能を果たしていませんでした。補強で12mm厚の合板を貼っていきます。

新たに防水紙を貼り、T・ルーフを葺いていきます。

専用のビスで留め付けていくので風に対してもすごく強いです。

葺きあがりの状態です。雪止め金具は不要です。ザラザラした表面に雪が引っ付いて落ちません。

既存の雨樋もさわる事なく納まります。

施工後(色はブラウン)約17トン→約3.5トンになり、実に13.5トン軽量化されました。

入母屋造りの屋根でも違和感なく仕上がります。
度重なる雨漏りで、いつかは大掛かりなリフォームをしなければいけないなと思っていましたが、能登半島地震で大きく揺れてとても怖い思いをしたので、思い切って工事を決心しました。
瓦屋根だと約17トンもの重量があった事、葺き替え後には約3.5トンになり、今までの5分の1以下になる事を説明されて、とても驚きました。
地震だけはいつくるか分からないので『屋根を軽くする』という事が耐震性という意味では古い建物にはすごく効果的だと思いました。
石粒付きガルバリウム鋼板に葺き替えるやり方が注目されているのはここ数年前からというお話だったので、逆にもう5年早くに葺き替えしていたらおそらく瓦→瓦に葺き替えていただろうなと思うとちょうど良いタイミングだったのかもしれません。