雪で押されて、鬼瓦が倒れていました。
鬼瓦を縛ってある銅線が切れてしまっていました。
屋根棟木より、鬼瓦を縛るための銅線を出し直します。
鬼瓦を元の位置に据えます。
棟の土台を敷きます。
のし瓦の緊結用銅線を新しくつなぎ直します。
のし瓦1段目を積みます。
のし瓦2段目を積みます。
元の通りに納まりました。
本屋の鬼瓦が倒れて落ちそうなので見に来てほしいとお問い合わせしました。工事自体もすぐ終わらせていただき、手際の良さに安心しました。また修理が終わった後にも、これからのケアや備えておいたほうが良い保険などもご紹介いただき、大変満足しました。ありがとうございました。
屋根の形は『寄棟屋根(よせむねやね)』で、鬼瓦が屋根の下の方にあるので、(長年の)雪の重さに押されて倒れたものです。通常、鬼瓦は銅線で縛ってありますが、経年劣化で切れる事があります。これを直すには棟の一部を解体し、内部より鬼瓦緊結線を出し直さなければいけません。工事は半日もかかりませんが、寄棟屋根の場合は他の鬼瓦も後々順番に倒れてくる事があるので要注意です。場合によっては≪火災保険≫を使った方が良い場合もありますので、加入の有無を覚えておくのも大切です。それらも含めてアドバイスさせていただきますのでご安心ください。