工事前全景
一度簡単に手を入れた形跡がありましたが、かなり悪い状態でした。全ての瓦をコーキングで止めるという安易な直し方をしてありました。
既存の瓦をまくって、屋根をきれいに掃除します。
屋根板補強用のベニヤ板を貼っていきます。
二次防水のルーフィングを貼って、新しく桟木を取付けます。
新しい瓦を揚げて、下から順に葺いていきます。
加工が必要な瓦も切って納めます。棟は『強力棟金具』を使用です。
棟瓦の下地材を取付け、なんばんを施します。
棟瓦(冠瓦)をかぶせて完成です。
工事後全景
中古で買った家ですが、何年かして天井にシミが出来てきました。正直、買った時にすでに築40年ほど経っていたので雨漏りしてもさほど驚きはなかったのですが、あと最低でも15年位は安心して住みたいと思っていたのでアミザワルーフさんに相談しました。何といっても瓦が古いので全面葺き替えも覚悟していましたが、内灘町の助成金を使える事や、棟を低くする事で費用を抑えられる事等をお聞きして決断しました。さらに、その浮いた分で板金屋根の葺き替えや天井クロスの張り替え等も含めて予算内で納まったのでとても満足しています。
お問い合わせをいただいて見に行くと、棟から雨が入っているようでした。経年劣化により棟内部の土かべが風化して抜け出ていたのが原因でした。その他、平地の状態もかなり悪く、部分的な修理ではお客様の求める「あと最低15年」は難しいと思い全面葺き替えを提案させていただきました。ただ、その段階では内灘町が実施していた『元気内灘住宅リフォーム助成金制度』の枠が残っていて、その制度を利用すれば工事代金の20%が町から助成されます。(上限額あり)その事や、棟をシンプルに仕上げる事で費用が安くなる事、特にT様の屋根は『寄棟』という形状なのでかなり安く抑える事が出来る事を説明させていただきました。今回、費用的にもお客様の希望に添えて嬉しく思っております。