工事前全景。棟板金が真っ赤に錆びて、屋根全体の色落ちも目立ちました。
棟の板金が風で飛ばされて一部なくなっていて、コロニアルも所々割れています。
棟板金と下地材、雪止め金具を取り外し、苔などもきれいに取り除きます。
スターターを取付けます。
コロニアルをまくらずに、上から防水紙を貼っていきます。
谷部分にも谷専用の板金を敷きます。
下から順番に石付き板金を貼っていきます。
年数が経っても腐らないように人工樹脂製のものを使って下地をし、棟の板金を納めます。
工事後全景。 LIXIL T・ルーフ ヴェルウッド(チャコール)
工事後全景。
屋根はずいぶんと前から気にはなっていたのですが、一体どういう風なリフォームの仕方がベストなのか分からずにいました。やはり二度三度とお金はかけられないので、やるならば一回こっきりと決めていたので、色が剥げ落ちていても塗装は考えていませんでした。ちょうどタイミング良く「カバー工法」というやり方、「石付き板金」という屋根材がある事を知って、これならば!と思い決心しました。コロニアルをまくらずに施工出来るというので、費用もその分抑えられ、まくらないので工事中も安心して過ごすことが出来ました。
屋根リフォームをしたいけれど、どうすればいいのかずっと悩んでらっしゃったというお話をお聞きして、それならば!と自信を持ってカバー工法をおすすめしました。やはりまだまだ「カバー工法」の事を知らない人の方が多いみたいで、屋根が二重になることで断熱性が、さらに石付き板金にすることで大雨やアラレに対しての遮音性も向上する事、塗装と違って色落ちしない事、リフォーム後に落雪被害が起きない事等を説明するとすごく納得されて大変喜んでいただきました。2001年までに製造されたコロニアルには少なからず『アスベスト』が入っています。それが人体に影響を及ぼす可能性は極めて小さいですが、アスベストが入っているというだけで処分費用がかなり高くなってしまいます。カバー工法はそういう点でもコロニアルリフォームに最適と言えるかもしれません。