屋根の退色が著しく、板金類がサビていました。
赤サビが目立ち、何枚か割れもありました。
雪止め金具を切断し、棟の板金を取り払います。
棟換気が入っていました。
既存コロニアルの上から防水紙を敷いていきます。
新しい屋根材を貼っていき、棟換気部材を取り付けます。
その上に役物を取付け完成です。
雰囲気が随分と変わりました。
綺麗に生まれ変わりました。 LIXIL T・ルーフ ヴェルウッド(チャコール)
木目調が美しいです。雪止めの有無の違いがわかります。
屋根の見た目が悪くなってきていたので最初は塗装を考えていましたが、『塗装すると良くない』と小耳にはさみ、思い切ってカバー工法を選びました。
塗装に比べると費用もかかりましたが、もうこれで色落ちやサビの心配がいらないと思うと気持ちがとても楽になりました。
二階の窓から見えるヴェルウッドは、晴れた日と雨の日で表情が変わるのですごく気に入っています。
今まではうるさかった雨音が殆んど気にならなくなり、家の中も心なしか涼しくなったような気がします。
コロニアル屋根のリフォームというと、どうしても塗装を考えがちですが、O様は『塗装すると良くない』という知識をお持ちでした。
なのでカバー工法は提案し易かったです。
お隣さんとの距離が近いため、雪を落としたくないというので『石付き板金』を勧めました。
「雪止めを付けなくても雪は止まりますよ」と説明しましたが、O様の希望で念には念を入れて本屋だけ雪止め金具を取り付けました。
仕上がりには本当に満足していただき、いつもながらお勧めして良かったと嬉しく思います。