施工前全景。コロニアルがバリバリに割れていました。
割れた欠片が下にいくつも落ちていたので気づきましたが、落ちてなかったら気づけなかったかもしれません。
既存の棟板金と雪止め金具を撤去します。
バリバリに割れてしまっています。欠片を取り除いてこの上からゴムアスルーフィング(防水紙)を貼っていきます。
防水紙を貼り終えた状態です。
防水紙の上からT・ルーフ モダンNを施工していきます。
棟の真ん中に入っているのは『棟換気部材』です。
完成です。
ヴェルウッドとモダンNでは表面の模様(デザイン)が異なります。
お客様の希望により、前面のみ雪止め金具を取り付けました。
玄関の横にコロニアルの欠片が落ちていたのがキッカケでした。
もしかして屋根が割れているのかもと思いアミザワルーフさんに見てもらいました。
撮った写真を見せてもらい、こんなに沢山割れているのかと愕然としました。
なぜこんなにも割れているか、も説明してもらい、もう『カバー1択』だと思いました。
工事をお願いしましたが、職人さんの仕事も丁寧で気持ちの良い人ばかりだったので、本当にアミザワルーフさんにお願いして良かったと思っています。
2001年(平成13年)4月以降に製造されたコロニアル=『通称 コロニアルNEO』からノンアスベストになりました。
それまでは、強度を増すためにコロニアルの中にアスベストを混ぜて作っていましたが、法改正に伴いノンアスベストに変わったのです。
その結果、非常にもろくなり、雪の降る地域では簡単に割れるようになりました。
過去のデータで見ると、2002年~2005年くらいに建てられた住宅の屋根にはかなり弱いものが葺かれています。
M様の屋根もちょうどその頃に建てられた住宅です。
これだけ割れると、もはやカバー1択になってしまいます。
新しく葺かれたガルバリウム鋼板は割れる事はありませんし、色落ちの心配も少ないです。
また、屋根が二重になることで、断熱性や遮音性が向上し、夏場でも家の中が涼しくなったというお声をよくいただきます。