工事前全景 瓦葺きの屋根です。
棟も傷んでいました。
古い瓦をはがし、屋根を掃除します。防水紙もボロボロになっていました。
補強用合板を貼り、新しく防水紙を貼り直します。(ゴムアスルーフィング)
今回の工事で触らない部分との取合いです。
外壁や取り合いの水切り板金なども触らずに納める事も出来ます。
雪止めを付けなくても表面の石粒効果で雪は止まります。
以前の瓦に比べて約7分の1の重量になりました。
工事後全景 LIXIL T・ルーフ ヴェルウッド(ブラウン)
工事後全景
長い間、屋根の点検もしてこなかったので、一度瓦屋さんに見てもらい、修理が必要な箇所があれば直してほしいと思いアミザワルーフさんに問い合わせました。見てもらうと、全体的にはひどい状態ではないとの事。
ただ、意外にも以前増築した部分の屋根が一番悪い状態だと言われました。
一番新しいはずの屋根が一番ひどかったのには驚きでしたが、写真を見ながら傷んでいる理由も丁寧に説明してくれたのでよく分かりました。
それで部分修理よりも葺き替えた方がいいと思いましたが、前々から軽い屋根材に興味があったので、「石付き板金」に葺き替えてもらいました。仕上がりも大変満足しています。
その他の部分と違い、増築されてた屋根が一番傷みがひどかったのは、(引っ掛け釘打ちタイプの瓦ではなく)吊り下げ銅線縛りタイプの瓦で葺いてあったからです。
この手の瓦で葺いてある屋根は、釘打ちに比べ傷み易く、瓦自体も将来的には廃版になってしまうことが予想されていますので今のうちに釘打ちタイプに替えた方がいいと思い、葺き替えをご提案させていただきましたが、軽い屋根材に興味があるとの事だったので「石付き板金」をおすすめしました。
超軽量(瓦の約7分の1)で色褪せない事、雪が石粒に引っ付いて落ちにくい事、特殊なビス留めによる施工なので強風にも強い事等の理由で最近は瓦から石付き板金に葺き替える方も多くいらっしゃいます。何よりも古い建物には負担が少なくなるのでおすすめです。
アミザワルーフでは、瓦のみならず様々な屋根材を取り扱っていますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。